月別アーカイブ: 2013年4月

日頃、ウォーキングやスポーツをする人

激しい運動をするとエネルギーの消費量が多くなります。注意しないとビタミンの不足をきたしてきます。ビタミンが不足すると耐久力に影響してきますので、特に真夏の炎天下でスポーツをしたり、重労働をするときは、ビタミンB群、ビタミンCを意識してしっかり摂取するようにします。

体を動かす前にビタミンB群を摂取

体を動かすエネルギーは、炭水化物や脂肪の代謝によって得られますが、このとき、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸などが必要です。激しい運動をするほど必要量は高まり、つまりは消費量が大きくなります。
部活動の学生人に対して、激しい練習の前後の血中ビタミンB1値を調べたところ、大半に練習後のB1値低下が見られた、という実験結果が出ています。
これらのビタミンは運動中にどんどん消費されるので、不足しないようにするには、体を動かす前に十分に摂取しておくのが理想です。

激しい運動をする人に必要なビタミンB1の量は、次のように計算して目安とします。1mg(普通の人の1日の摂取量)+ 1000kclaにつき0.5mg。たとえば、屋外などで重労働をする人に必要な総エネルギーは3300kcla前後ですから、先の式で計算すれば約2.7mgになります。

きつい労働や激しい運動もストレス

激しい運動は、体にとってはストレスになります。ストレスがかかれば副腎皮質ホルモンが多量に分泌されて、同時に、ビタミンCの消費量も急激に高くなって不足気味になります。
運動後の尿や汗に含まれているビタミンCの量もふだんより多くなることが、消費量の増加を表しています。運動の前にビタミンC を100~150mgぐらい取れば十分です。よくプロスポーツ選手が、試合の合間にやっているように、レモンをかじるのもよい方法です。運動の後にもビタミンCをたっぶり補給しておくと、疲労回復が早くなります。

ダイエット中

ダイエット中に、エネルギーを極端に抑えようとすれば、ビタミンを十分に取りにくくなります。特に米飯やパンなどの穀類を制限すると、B1、B2が不足しがちになります。日本人は穀類からB11、B2を取る部分が大きいのです。
ビタミン剤などを上手に利用して、ダイエットの効果を失わずにB1、B2の補給をしましょう。
また、高エネルギー食品を減らそうとすると、必然的に植物性脂肪の摂取量も減りますが、植物性脂肪には、ビタミンEが豊富に含まれかいます。ビタミンE には、この過酸化脂質をできにくくする働きがあるので、ダイエット中は、特に十分に取るようにします。

ストレスが多い受験生や多忙なビジネスマン に必要なビタミン

ストレスが多い受験生や多忙なビジネスマン に必要なビタミン についてです。激烈なビジネス戦線に受験戦線。現代人の中でも、とりわけ強いストレスを受けているのが、この二つの戦線の真っただ中にいる人たちです。戦いの最中につぶれないためには、どんなビタミンが必要なのでしょうか。

ストレスに対抗するためのビタミンCが大量に消費される

ストレスが多い受験生や多忙なビジネスマン に必要なビタミン

ストレスが多い受験生や多忙なビジネスマン に必要なビタミン

疲労や痛みなど、身体的なものであれ、不安やおそれなど精神的なものであれ、ストレスに対抗しようとして働くのは副腎です。ストレスを受けると、下垂体から副腎に信号が送られて副腎は盛んに副腎皮質ホルモンを合成し、分泌します。これによって血糖値を高め、エネルギーを増大させてストレスに対抗しようとする仕組みが働きます。

副腎皮質ホルモンが合成されるときには、ビタミンC が必須です。つまり、つねにストレスを受けている人は、それだけ ビタミンC を大量に消費しているのです。この状態が続けば、ビタミンC が不足してしまいます。

専門家によるネズミを使って行った実験でも、ストレスに対抗するために ビタミンC の消費が高まることが確認されています。

ベルを5分鳴らした後、5分休む操作を4時間連続して行ったネズミの副腎の重さと、体内の ビタミンC を調べた実験では、音によるストレスでも、ビタミンC は相当量減少するのです。
ビジネスマンや受験生は、日ごろから所要量の 2 ~ 4 倍 100 ~ 200 mg ぐらいを取るように心がけます。

ビタミンB1 もストレスに効く

ビタミンC と並んで注意したいのは、ビタミンB1 をはじめとするB群です。ストレスとビタミンB群の関係についてはよくわかっていない点も多いのですが、動物実験では次のような結果が出ています。

  • ネズミに不快な音を5分おきに聞かせて、8時間後のネズミの脳の中を調べると、ビタミンB1 が実験前の60% に減っていた。ビタミンB群を多く含んだえさを与えたネズミでは、B1の減り方はぐんと少ない。
  • 不快な音を聞かせると、葉酸欠乏のネズミは、正常なネズミに比べて落ち着きがなくなり、不安そうな動きを示した。

ストレスに負けないためには、ビタミンB群を十分に補給しておくことも必要です。B群の中でも、特にB1を重点的に、1 日 1.5 ~ 2mg ぐらい取るようにします。現代人には B1 不足の傾向が見られることからも特に意識して摂取したほうがいいでしょう。

ビタミンの知識

生活習慣で体内の ビタミン量 は変化する

生活習慣で体内の ビタミン量 は変化する のはご存じでしょうか?ビタミンは種類によってそれぞれ働きが違います。ひとつのビタミンを必要とする反応が体内で活発に行われていれば、そのビタミンはそれだけたくさん消費されます。

最適な ビタミン量 を補給する

生活習慣で体内の ビタミン量 は変化する

生活習慣で体内の ビタミン量 は変化する

ビタミンは種類によってそれぞれ働きが違います。ひとつのビタミンを必要とする反応が体内で活発に行われていれば、そのビタミンはそれだけたくさん消費されます。

消費量が多ければ、その分を補わなければ抵抗力が弱まり、いろいろと体に支障をきたします。
どんなビタミンを必要とする反応が活発なのかは、人によって、生活のしかたによって違います。そのへんをよく見極めて、ビタミンを補うことがたいせつです。

必要とするビタミンの種類も量も人によって異なるのがポイントです。
生活の中でどうしてもビタミンの吸収や利用に支障をきたすようなものを体内に取り入れていることがあります。

その代表的な例がタバコやお酒です。それらによって、どんなビタミンが不足気味になるのか。この点も考えなくてはならない問題です。

こうしたことを考慮に入れずに、ただやみくもにビタミンを補うことは、まったくのむだではないにしても、むだが多いことは確かです。むだな部分が体外に排出されるのならまだしも、体内に蓄積して過剰症になったりしたら困ります。

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