不眠症には ビタミンB12 が有効 アサリ 味噌汁 納豆の朝食 OK!

不眠症にはビタミンB12が有効 アサリ 味噌汁 納豆の朝食 OK! 人間は本来、昼に活動し夜に眠るという生活リズムに合わせ、昼は体温が高くなり、夜は体温が低くなるという一定の体内リズムを持っています。朝、起きて、夜、眠る仕組みになっています。

アサリ 味噌汁 納豆の朝食 OK!

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アサリ 味噌汁 納豆の朝食 OK! 睡眠と覚醒のリズムを調整 不眠症には ビタミンB12

人間は本来、昼に活動し夜に眠るという生活リズムに合わせ、昼は体温が高くなり、夜は体温が低くなるという一定の体内リズムを持っています。

朝、起きて、夜、眠る仕組みになっている

睡眠のリズムもこの体内時計に従っていますが、体内時計の周期は実際の生活時計の24時問よりもやや長めの、約25時間に設定されています。

しかし、日光などの外的刺激によって、体内時計の周期もリセットされ、24時間に修正されているので、はふだんなんの不都合もなく生活できているわけです。

ところが日常生活の時間帯がずれてくると本来の生活リズムムと活動内容が合わなくなり、体内時計が狂ってしまいます。普通の人が起きるべき時問に起きられず、眠るべき時間に眠れなくなってしまうのです。

これが最近問題になっている「睡眠・覚醒リズム障害」です。時差を頻繁に経験する国際線のパイロットやフライトアテンダント、海外出張の多いビジネスマン、夜型生活の接客業、夜勤のあるナースなどです。

現代人の夜勤シフトはリスクが多い

眠る時間と眠りの深さには密接な関係があります。人間の眠りには、体を休める浅い眠り(レム睡眠)と脳を休める深い眠り(ノンレム睡眠)がありますが、24時前に眠りに就くと、すんなりとノンレム睡眠に入ることができます。

一方、睡眠・覚醒リズム障害の人のように、24時を大幅に過ぎた深夜や明け方にしか寝られない人の場合は、常に浅い質の悪い眠りしか得ることができません。朝、気持ちよく起きられないのは当然でしょう。

ビタミン12 は、こうした睡眠・覚醒リズム障害の症状の改善に役立つビタミンです。ビタミンB12 は、人問の睡眠と覚醒のリズムを調整する働きがあり、海外旅行に行ったときなどに悩まされる時差ボケを防ぐのにも役立ちます。

ストレス性の病気には有効

さらに、 ビタミンB12 は、神経性不眠の改善にも大変有効です。 ビタミンB12 は、「神経ビタミン」ともいわれるほど、ストレス性の病気にとても効果があり、専門医も不眠症の治療に用いています。

不眠症には大きく分けて2種類あり、 1 つは分裂病やうつ病、ノイローゼなどからくる内因性の不眠で、もう 1 つが主にストレスが原因で起こる神経性の不眠です。

最近ふえているのは、神経性不眠のほうで、神経質でささいなことを気にする人がかかりやすいといえます。眠れるかどうかばかりを心配し、なんとか眠ろうとする努力が、かえつで脳を覚醒させ、ますます眠れなくなっているのです。

ビタミンB12 が神経性不眠に効果があるのは、神経性不眠が自律神経失調症(体の機能を自動的にコントロールする自律神経が正常に働かなくなり、体に不調を来す病気)の1つだからです。

自律神経のエネルギー源は糖質ですが、食べ物から得た糖質をエネルギーに変換するためには、ビタミンB12が欠かせません。ビタミンB12が不足すると、自律神経のバランスが狂ってしまいます。

逆にいえば、ビタミンB12を十分に補給すれば、自律神経のバランスが正常に戻り、快眠が得られるわけです。

ビタミンB12 がたっぷり含まれている食品としては、

、などがあります。夕食時に 納豆 を食べるのがおすすめです。

成人の場合 ビタミン12 の1日の所要量2.4 g は、

  • いわし / 4 分の 1 尾
  • 海苔 / 1 枚
  • あさり / 2 個

で補えます。もっとも、不眠解消を目指すなら、より多量にビタミン12 を摂取する必要があります。

不眠に悩む人は朝食を抜く人が多いのですが、悪循環です。なぜなら、朝、脳を覚醒させる最良の方法は、朝食をきちんと食べて、体温を上げることだからです。

考えてみれば、納豆ご飯にアサリのみそ汁、イワシの丸干しなどは、日本人が昔から好んで食べてきた朝食のメニューです。

ということは、昔ながらの朝食を毎日しっかりと食べていれば、自然にビタミンB12をじゅうぶんに摂取できて、神経性の不眠にも、睡眠・覚醒リズム障害による不眠にも、悩まされずに済むということです。

また、 1 日 3 食の中で、特に「朝食にビタミンB12を含む食品を」というのにも理由があります。朝から ビタミンB12 を多く含む食品を食べておくことで、 ビタミンB12  が日中有効に働いて、体内時計のリズムが整えられ、夜、速やかに睡眠に入れるようになるからです。不眠の悩みを抱えているかたは、ビタミンB12を積極的に摂るように食習慣を変えてみましょう。

貧血気味の人は特に ビタミンB12 が不足していますから睡眠にも影響がでてもおかしくありません。

爽快な目覚めを迎えるために今日から実践したい7つのことなども一緒に実践するとより効果的です。時差ぼけを治すビタミンB12

ビタミンB12・葉酸

ビタミンB1 をビタミン剤と摂取すると B群 も一緒に排泄されてしまう

ビタミンB1 をビタミン剤と摂取すると B群 も一緒に排泄されてしまう のでビタミン剤を飲む時には注意しなければいけません。ビタミンB群 のなかの ビタミンB1 を、錠剤でとったとしましょう。そうすると余分な B1 は尿のなかに排出されますが、問題なのは、そのとき ビタミンB2 B6 B12 などほかのビタミンB 群も、たとえ必要量を満たしていなくても、一緒に体外に出てしまうのです。

ビタミンB1 をビタミン剤と摂取すると

ビタミンB1 をビタミン剤と摂取すると

ビタミンB1 をビタミン剤と摂取すると

食べ物と健康といえば、これまではとかく栄養素のみが重視されてきた傾向が強くあります。もちろん、必要なだけの栄養素は満たさなければならないけれど、食生活というのは、私たちの生きている環境すべてをひっくるめて考えるべきです。

環境が違えば、採れる食べものの種類も質も違います。土が違えば栄養素も変わってきます。食べたあとの消化吸収だってそれぞれに個体差があるし、年齢によっても性別によっても変わってきます。

同じ蛋白質でも、充分に吸収できればその人にとっては栄養素になりますけれど、吸収できなければ腸のなかで異常発酵して、発ガン物質になります。

食べたら運動もしなければならない。取り入れたエネルギーを完全に燃焼させることが肥満を防ぎ、有害物質が体内に蓄積されるのを防ぎますから。東洋医学でいう、陰と陽のバランスも大切です。栄養素の面でも、ストレス時代といわれる現代では、苦に比べ、ビタミンとミネラルの消耗が激しくなっていますので、三大栄養素より、こうしたものをもっととる必要があります。

ただ、錠剤では効果はありません。それどころかとり過ぎて、過剰害を起こしかねません。工たとえば ビタミンB群 のなかの ビタミンB1 を、錠剤でとったとしましょう。そうすると余分な B1 は尿のなかに排出されますが、

問題なのは、そのときB2、B6、B12などほかのビタミンB 群も、たとえ必要量を満たしていなくても、一緒に体外に出てしまうのです。

亜鉛を吸収するには ビタミンB6 が必要ですから、B6 の不足している人が亜鉛剤をいくら飲んでも何の効果もありません。鉄剤も同じです。

鉄分は胃酸によって、イオン化されて初めて体内に吸収されます。無機の鉄は皮膚に沈着して色を黒くするばかりか、胃を荒らす原因ともなります。医食同源という言葉がありますが、やはり食事からでなければ、バランスのとれた栄養はとれないんですね。自然の摂理というのは面白いもので、あるミネラルを吸収するために必要なビタミンは、全部同じ食品のなかに入っています。

ビタミンB1

老化予防に必須の ビタミンE

老化予防に必須の ビタミンE についです。最近は、老化予防のビタミンとして定着した ビタミンE ですが、日常的に積極的にとりたいビタミンです。

ビタミンE

老化予防に必須の ビタミンE

老化予防に必須の ビタミンE

では、一体、ビタミンE は体の中でどのように働くのでしょうか?まず、第一のはたらきとして体の細胞のなかの脂質が酸化するのを防ぐことにより、結果として老化を防ぎます。

加齢にしたがって、体の細胞を包んでいる細胞膜をつくるコレステロールやリン脂質などの脂分が酸化して過酸化脂質という物質に変化します。

これは、てんぶらを何度もあげた後のいわゆる疲れた油のようなものと考えられます。実はこの過酸化脂質という物質がくせ者です。

過酸化脂質は一か所にできはじめると、まるでおふろのタイルのかびのように次々と連鎖的に細胞間に広まります。

この過酸化脂質への変化が血管壁細胞で起これば、血管の弾力が失われ動脈硬化になる可能性もでてくるし、血液中の細胞で起これば、血液がねばねばして血栓ができやすくなります。

がん細胞における過酸化脂質の量は、健康な細胞よりも2~3倍も多いことが確認されています。がんの原因としてもこの過酸化脂質はいま、注目されています。

ビタミンE には、これらの過酸化脂質が増えるのを抑制するという作用があります。つまり、ビタミンE には、体内の老化を防止して血栓やがんを防ぐというはたらきが期待できるということです。

ネズミを用いた実験によると、ビタミンE を投与したネズミのほうが、投与しなかったネズミよりも長生きでした。現在では化粧品にも配合されており、しみ、しわなどを防ぐビタミンとしても注目を集めています。

そのほかに、血管を拡張して、血液の循環をよくする作用もあるので、冷え性やしもやけ、痔などにも効果があります。しかし、ビタミンEは人間の体ではつくれません。また、ビタミンE¥を豊富に含む食品も限られています。それらの食品をうまく利用して上手にビタミンEを効率よく摂取したいものです。

ビタミンE を豊富に含む食品というのは、豆腐や納豆などの大豆食品、イワシ、アユ、サンマ、カツオ、ウナギなどの魚、ゴマ油をはじめとする植物油、ホウレン草やカボチャ、ノリなどの野菜、海藻類、そのほかには卵、小麦胚芽などであります。

ビタミンE を多く含む食品 はこちらです。

これらの食品を上手に組み合わせてとれば、ビタミンE をとりながらほかの栄養素もバランスよくとることができます。

たとえば、ホウレン草をゴマ油で妙めて卵とじにするなど、料理を工夫すればいくらでもおいしくとることができます。

また、抗酸化性の水溶性の ビタミンC と一緒にとれば、その効果は倍増します。しかし、ビタミンE が老化を防ぐからといって大量にとることは好ましくありません。薬局等でビタミン剤として売られてはいるが、これらのビタミン剤を多用すると、脂溶性のものなので体内にたまり過ぎてしまう危険性もあります。尚、不足する際の欠乏症の心配は、

  • 過酸化脂肪の生成(リボフスチンを作りシミのもとになる)
  • 胎児の成長不全、生殖機能の低下
  • 筋肉の萎縮
  • 生体の生理活性の弱化、感染源に弱くなる

などがあります。

ビタミンは、あくまでも食品からの摂取が基本です。ビタミン剤などを用いて 1 日に 1 g 以上とると、今度は免疫不全症というおそろしい病気になってしまうのです。あくまでも食品から上手に摂取していれば、老化を防止するので、積極的に摂取するようにしたいビタミンの 1 つです。

ビタミンE