ビタミン別の効用と摂取方法など。症状別に摂取するビタミンの紹介も。

ダイエットを成功させたい人のビタミン

朝は時間ギリギリまで寝ている、昼は仕事に追われ時間がない、そんな生活で朝食と昼食はほとんど食べられず、そのぶん、夕食をドカンと食べてしまう、という人はいないでしょうか。しかも、それだけでは満足できずに、寝る前になってお菓子を食べてしまったりしていませんか?

これは、典型的な夜食症候群で、肥満は夜つくられるというメカニズムにぴったり当てはまります。

また、朝食をぬく人が太りやすいのはどうしてかというと、それは、前日の夜の食事から次の食事までの時間がとても長く空くからです。その時間が長くなればなるほど、体は防衛本能がはたらき、食べたものの栄養をしっかり取り込もうと頑張るわけです。すると、脂肪の合成にかかわる酵素が活性化するため、皮下脂肪がたくさんついてしまうことになります。

不規則な時間の食事や朝食をぬくことは、肥満になりやすいということを覚えておきましょう。

カロリーを抑えた食事の危険さ

ダイエットにはさまざまな方法がありますが、カロリーダイエットという言葉を聞いたことがあるでしょうか。たくさん食べると太るなら食べなければ良い、つまりダイエットするなら摂取カロリーを抑えれば良い、と考えがちです。摂取するカロリーのほうが消費するカロリーよりも少なければ体重が減る、というのは間違いではありません。

しかし、例えば、1,000キロカロリー以下くらいの極端にカロリーを抑えた食事では、タンパク質のほか、ビタミンやミネラルといった栄養素が不足します。また、普通の食事をしていても不足しがちな鉄分や亜鉛、カルシウムなどは特に不足しがちです。

ビタミンD、カルシウム、鉄分、亜鉛などの微量栄養素は、ほぼ、赤身の肉や魚にしか含まれていないのですが、こういった栄養素が極端に不足してしまうと、体は疲労感が著しくなり、何をするにもやる気が出ないようになってしまいます。そうしてたまったストレスが、ドカ食いにつながり、ダイエットが失敗する可能性があるのです。

玄米食はダイエットに効果的

私たち日本人の主食といえば、ごはん。ちょっと塩気のあるおかずやお味噌汁と一緒に食べる真っ白なごはんは、ほのかに甘味を感じ、とてもおいしいものです。

このごはんがおいしいのは、お米のぬかや胚芽を取り去っているからです。しかし、お米の栄養というのは、実はほとんどがこの取り去られた部分に集中して含まれていて、白米の栄養はほとんどがデンプンです。

栄養の面から考えれば、精米されていないお米、玄米が一番でしょう。玄米には、糖質や脂質、鉄分、ビタミンB1ビタミンB2ビタミンEなどが多く含まれていて、なかでも現代人に不足しがちだといわれている食物繊維とビタミンB1が豊富に含まれているのです。

そして、玄米のぬかの成分には、腸内のビフィズス菌が繁殖しやすいように整えて安定させるはたらきがあります。これが上手く行われていると、ビタミンやミネラルの吸収が良くなるし、さらには、腸内でビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などを合成できます。

ダイエット効果の面から見てみると、玄米のごはんだと白米のごはんよりもよく噛んで食べることになるので、脳の満腹中枢が刺激を受けて、たくさん食べなくても満足感が得られ、食べ過ぎを抑えることができます。

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