ビタミン別の効用と摂取方法など。症状別に摂取するビタミンの紹介も。

貧血症状があるなら「ビタミンB12」

女性に多い鉄欠乏性貧血

顔色がよくない、立ち上がるときにクラクラする、階段を使うと動悸や息切れがする、といった症状があると心臓病では?と不安になりますが、むしろ貧血であることのほうが多いのです。

貧血は、血液中の赤血球が減少した状態です。血液検査をおこない、赤血球のヘモグロビンの値が低下している場合に、貧血の診断になります。特に女性は、5人に1~2人は貧血だといわれていますし、若い女性にはむちゃな減食で貧血を起こしている人もいるので、症状で日頃から貧血対策を考えておく必要があります。

赤血球がじゅうぶんに生成されないと貧血になるのですが、栄養素の摂取不足によるもののほか、女性なら月経や妊娠による出血、骨髄の異常や腎臓でつくられるホルモンの欠乏など病気と関係したことが原因となっていることもあります。

貧血対策の第一は鉄分の補給ですが、あわせてビタミンB12 、葉酸(ようさん)をじゅうぶんに摂りたいところです。ビタミンB12と葉酸は造血ビタミンともいわれ、赤血球の形成、再生に関係します。葉酸はビタミンB群のひとつであり、このふたつの栄養素は互いに補い合って働くので、どちらか一方が不足しても赤血球が減り、貧血が起こりやすくなります。ビタミンB12は葉酸がじゅうぶんにあると吸収が良くなり、働きも活発になるのです。

貧血を改善するには、鉄分とともにビタミンB12 、葉酸を少しずつでもいいので、毎日意識して摂るように心がけましょう。また、赤血球の生成に必要なタンパク質や、鉄分の吸収率を高めるビタミンCもあわせて摂るようにしましょう。目に見えて体調が良くなっていくでしょう。

毎日の食事だけで栄養不足を補うのは、けっこう大変なものです。そんなときには、サプリメントを上手に利用するのも良いでしょう。

ビタミンB12のまとめ

特徴

赤色をしており、造血作用もあることから貧血に欠かせないビタミン。
水溶性。他のビタミンB群と比べると溶けにくい性質がある。
熱、酸、アルカリに対しても安定。

作用

赤血球の生成を促進。たんぱく質の代謝にも関与し、成長を促す。その他、食欲や体力の増進、イライラの予防などの作用も。

欠乏症

赤血球の生成に異常をきたすために起こる悪性貧血が代表的な症状。
不足の程度が大きく、しかも長期にわたると神経障害を起こすこともある。

豊富に含む食品

  • 豚レバー
  • カキ
  • サバ
  • イワシ
  • チーズ

食事で貧血を改善するにはこちらも参考になります。

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